はじめに
毎月の給料明細見て、社会保険料のとこにビックリしたことありませんか?
手取りが思ったより少ない…って感じる理由の一つが社会保険なんです。
でも、社会保険って何?給料とどう絡んでるの?
今回はその基本をサクッと教えますね。
1. 社会保険って何?
社会保険は、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、40歳から入る介護保険、それに労災保険の制度のことです。
病気やケガ、失業、老後、介護が必要になったとき、そして仕事中の事故とかを支えるセーフティネットなんですよ。
会社員ならほぼみんな関わってますけど、給料から引かれるものと引かれないものがあるんです。
2. 給料から引かれるものって?
給料明細見て、『総支給額』と『手取り額』の差に驚くことありますよね。
その差の一部が社会保険料なんです。
具体的には:
- 健康保険料: 病気やケガで病院行くときの負担を減らしてくれます。
- 厚生年金保険料: 将来の年金のためのお金です。
- 雇用保険料: 失業したときのサポートをしてくれます。
- 介護保険料: 40歳から加わって、介護が必要になときの費用に使われます。
- 労災保険料:仕事中のケガや病気をカバーしてくれます(給与からはひかれません)。
これ、給料の額で決まるから、稼ぎが多いと引かれる分も増えちゃいます。
3. 保険料ってどうやって決まるの?
「その引かれる額ってどうやって決まるの?」って気になりますよね。実は、社会保険料には計算のルールがあるんです。
- 健康保険料・厚生年金保険料・介護保険料: これらは4月、5月、6月の給料をベースに計算されます。その3カ月の平均を見て、1年間の保険料が決まるんです。だから、この時期の給料が大事!
- 雇用保険料: こっちは毎月変わります。毎月の給料に決まった率を掛けて、その都度計算されるんです。
ちなみに、どの保険料も給料に一定の率(例えば健康保険なら約10%とか)を掛けて、それを会社と半分にする感じで決まります。
簡単ですよね?
4. 会社と半分するってホント?
実は、社会保険料って全部自分で払ってるわけじゃないんです。
健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料は、会社とあなたで半分にしてます。
例えば、月給30万円で保険料が2万円なら、1万円は会社が払ってくれてるんですよ。
雇用保険料は少し違いますけど、これも一部会社が負担。
さらに、労災保険は給料から引かれず、全部会社が払ってくれるんです。
知らないと損するお得なポイントです!
5. 手取りが減るのはなんで?
社会保険料が給料から引かれるから、手取りが減るんですよね。
特に40歳になると介護保険料もプラスされるんで、天引き額が増えたな~って感じる人も多いです。
でもこれ、将来の自分や家族を守るための投資なんです。
病気で働けなくなったとき、老後に年金もらうとき、介護が必要なとき、仕事でケガしたときに、ちゃんと返ってくる仕組みなんですよ。
おわりに
社会保険と給料ってほんと切り離せない関係です。
健康保険、厚生年金、雇用保険、介護保険、それに労災保険と、毎月引かれる額にちょっとモヤっとするかもしれないけど、それが自分や家族の安心につながってると思えば、少し見方変わるかも。
次回以降、個々の社会保険をもっと詳しく掘り下げるんで、楽しみにしてくださいね!