「人事給与の基本」の基本|このブログを始めた理由

あるプロのサッカー選手は、子どもたちのサッカー教室で、基本の「止める・蹴る」を教えながら、こう話していました。
焦って速くプレーすると、不正確になる。結果として、かえってプレーが遅くなる。正確で丁寧なプレーが、一番速いのだと。

基本があるのは、スポーツだけではありません。
人事給与の世界にも基本があります。

はじめに

このブログは、基本が大事だということを伝えたくて始めました。
ブログの名前を「人事給与の基本」にしたのも、そのためです。
すぐに問題を解決しようとして、我流のやり方や派手さに頼る必要はありません。

同じものを見ていても、人によって難しさに違いが出ます。
簡単だと感じる人もいれば、難しいと感じる人もいます。
違いは、どこを見ているかです。

控除の改正があったとき

以前、法改正がありました。年末調整の控除の表が変わりました。
このとき、ある人は、新しいものができたと考えて、イチから覚えようとします。
また、ある人は、今の表が細分化されたと考えます。
同じ改正を見ているのに、見え方がまったく違います。

「難しい」が先走る

国が出すものなので、表現も難しくなります。
それをそのまま受け取ってしまうと、「難しい」が先走ります。何もかもが難しく感じるようになります。
たとえば「同一生計配偶者」。この言葉ひとつも難しく感じてしまいます。
その結果、何が起きるか。
頭の中に混乱が生まれます。そして「この短い期間では終わらない」と焦ってしまいます。

よく見ると、今までの応用でしかない

たしかに国の表現です。難しい。
ただ、意味を理解していくと、今までの応用でしかないことが分かります。
たくさんある条件も、それほどないことに気づきます。いや、条件は多いけれど、パターンは少ないことに気づくのです。
頭の中で、パターンが整理されていきます。
そして、その整理が進めば進むほど、簡単になっていきます。

違いは、基本を知っているか

「今までの応用だ」と気づけるのは、今までのものを知っているからです。
今の表を知っている人は、改正を「細分化」として見ることができます。知らない人には、すべてが新しいものに見えます。

基本を知らないと、つながりが見えません。
つながりが見えないから、難しく見えたり、関係ないものに見えたりします。
そして、飛ばしてしまいます。
知っていて飛ばすのと、知らずに飛ばすのとでは、大きく違います。
知らずに飛ばしたことには、自分では気づけないからです。

まとめ

何かの問題にぶつかったとき、助けてくれるのは、基本があるかどうかだと考えます。
だから基本が必要です。人事給与の基本が必要なのです。