最終更新:2026年10月24日
2026年(令和8年分)の年末調整は、基礎控除や給与所得控除の見直しなど、いくつかの変更があります。
このページでは、会社員の方、給与・人事の担当者の方、システムの担当者の方に分けて、読んでいただきたい記事をまとめました。当てはまるところから読んでください。
今年のポイント
- 基礎控除と給与所得控除が見直され、所得税が軽くなる人がいます。差額は、12月の年末調整でまとめて精算されるのが一般的です。
- 家族を扶養に入れるときの「所得の目安」が変わりました。配偶者や子どもの年収によっては、去年と扱いが変わることがあります。
- 23歳未満の扶養親族がいる人は、生命保険料控除の上限が引き上げられています(令和8年分・令和9年分)。
制度の内容は、国税庁「令和8年分 年末調整のしかた」で確認できます。個別の判断は、勤務先の担当者または税務署にご確認ください。
会社員の方へ
会社から年末調整の書類が配られる時期です。まず「何が変わったか」を読み、そのあと手元の書類に合わせて読んでください。
まず読む
今年の変更点と、還付が増えそうな人・書類で気をつけることをまとめています。
書類の書き方
配偶者がいる方へ。配偶者の年収ごとに、どの欄に何を書くかを記入例で説明しています。
生命保険・地震保険・社会保険料の控除の欄の書き方です。23歳未満の子がいる方の特例もここで説明しています。
家族の年収が気になる方
19〜22歳の子がいる方へ。税金と社会保険の「いくらまで」を分けて説明しています。
扶養の全体像は「妻の年収はいくらまで扶養?【2026年】」、給与明細の見方は「給料から引かれるものは何?給与明細の控除を項目ごとに解説」も参考になります。
給与・人事の担当者の方へ
令和8年分は、12月1日以後の支払から扶養の所得要件が変わり、年末調整で基礎控除・給与所得控除の見直しを反映します。改正点の整理、申告書の確認の順に読んでください。
読む順番
改正点と、担当者が12月までにやることをまとめています。
回収した申告書で、間違いが起きやすい欄と確認のしかたをまとめています。
関連
担当者のスケジュールの目安
| 時期 | やること |
|---|---|
| 10〜11月 | 申告書の配布・回収、内容の確認 |
| 12月 | 年末調整の計算、最後の給与(または賞与)で精算 |
| 翌年1月 | 年末調整分の源泉所得税の納付(令和8年分は2027年1月12日まで。納期の特例は1月20日まで) |
| 翌年1月末まで | 源泉徴収票の交付、法定調書・給与支払報告書の提出(令和8年分は2027年2月1日まで) |
期限は国税庁「令和8年分 年末調整のしかた」「令和8年分 法定調書の作成と提出の手引」で確認してください。
システムの担当者の方へ
令和8年分の改正に、給与システムでどう対応するかを、業務要件からシステム要件まで整理しています。
読む記事
控除額の計算で変わった4つの表を令和7年分と並べ、システムでの持ち方を整理しています。
令和8年分の年末調整、生命保険料控除の特例は申告書と特例の表で対応できる
23歳未満の扶養親族がいる社員の特例を、申告書の「特例有」の項目と特例の表でどう持つかを整理しています。
関連
確認先
このページは一般的な解説です。個別の税務の判断は、税務署または税理士にご相談ください。